大人(15才以上)について

いびきも社会生活を送る上でも問題になりますが、睡眠時無呼吸症候群では、上気道の狭窄により無呼吸による血中酸素濃度の低下、深い睡眠を維持しにくいことにより睡眠の質が低下するため日中の眠気、全身倦怠感、注意力欠如、うつ状態や攻撃的で興奮し易いなどの性格変化を生じたりする傾向が認められます。
原因としては高度の鼻閉、口蓋扁桃肥大、咽喉頭および顎形態上の問題、肥満等多岐にわたります。

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次のような検査を組み合わせて診断します。1)レントゲン検査(セファロメトリー)2)簡易睡眠時無呼吸検査(簡易PSG)3)静脈麻酔下での上気道(鼻・咽喉頭)の観察4)終夜ポリソムノグラフィー(精密検査)5)鼻腔通気度検査

以下のような治療を行います。1)CPAP療法2)マウスピース(スリープスプリント、オーラルアプライアンス)3)鼻腔チューブ4)手術